ロゴ

施術症例

急に痛くなるギックリ腰

急に痛くなるギックリ

 

ギックリ腰自身以前は、1年に一回くらいなっていました。

 

その原因は花粉症によるくしゃみ、ジムでバーベルの重りを運んだ時、患者さんの施術中

 

または日常生活のささいな出来事からでした。

 

ギックリ腰になると、移動するために何かにつかまる必要がある、靴下を履くことができない

 

痛みで夜中に目覚めるなど、痛みのために何をするにも制限が出てしまいます。

 

本当に苦労されたことでしょう。笑

 

【原因

 

一概に言えませんが、腰の筋肉(インナーマッスル)、特に腸腰筋が原因だと思われます。

 

腸腰筋は、前屈みになったり座ったりする姿勢を安定させる主要な筋肉です。

 

腸腰筋とは、腰部の大腰筋と骨盤内側の腸骨筋が合わさって形成されています。

 

24709610

 

 

腸腰筋が弱まっているにもかかわらず、腰に過度の負荷(過剰な使用や体重の増加など)がかかると

 

筋肉は「もう限界だ」と反応し、強い痙攣を引き起こして硬直します。

 

これが周囲の神経を圧迫し、痛みを引き起こします。

 

炎症が強まると、腰に熱を感じたり、お尻や太ももの裏側に痛みが広がることがあります。

 

多くの患者さんが腰を抱えて前かがみになり、誰かの支援を受けながら来院します。

 

「ああ、やってしまった~!」と言います。

 

この厳しいぎっくり腰を経験した当時、私たちの施設はまだ接骨院でした。

 

冷却のために氷を使用し、湿布を貼る(アイシング)、その後低周波治療器や超音波(電療)を用い

 

最終的にコルセットで固定する治療を行いました。

 

この治療は自分自身だけでなく、患者さんに対しても同様に施していました。

 

約1週間から10日で日常生活に徐々に戻れ、2週間が経過する頃には,やっと少し

 

仕事に復帰できるかもしれないと感じました。

 

元の状態に完全に戻るまでには、結構長い時間が必要でしたね。

 

多くの整形外科や整骨院では、通常このような治療を行います。

 

痛み止めの薬や湿布は一時的に痛みを和らげるもので、効果がなくなると痛みが再発します。

 

はりねずみ鍼灸では、筋肉の深さにかかわらず、安全かつ正確に鍼を施します。

したがって、ギックリ腰の治療においても、深部に位置する筋肉(大腰筋)に対し

しっかりと確実に鍼を打たせていただきます。

 

施術を受けた日の翌日までは腰に鍼を打った感覚が残ることがありますが、動けないほどではありません。

 

痛みがない場合は、次の日から仕事やスポーツを再開していただいても全く、問題ありません。

 

サポーターやテーピングも必要ないです。

 

多くの患者さんが、治療直後には痛みで前かがみになっていましたが

 

治療後はしっかりと背筋を伸ばして普通に歩いて帰宅できるようになります。

 

 

施術を終えていただいても構いませんが、腸腰筋をしっかりと緩めるためには

 

1週間後に再度施術を受けることをお勧めします。

 

ギックリ腰を再発させないためには、体重増加によるお腹の出っ張りがある場合は

 

ダイエットによって腰への負担を減らすことが重要です。

 

腰に違和感を感じた際は、速やかに鍼治療を受けることで、突然の激しいギックリ腰の発生を

 

抑えることができるでしょう。

 

これにより、明日からは快適で痛みのない日常生活を送ることが期待できます。

カテゴリー:

投稿日:2024年06月01日